編集プロダクション　社長の思い　物語社

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今日の現場から





		「なんで『物語社』という社名にしたのですか？」　よくこう聞かれます。　「濁音を入れると耳に残りやすいから」などのいろいろ理由はありますが、一番大きな理由は、「表現の可能性を追求する会社にしたかったから」かもしれません。　例えば、ある人物を調べるためにWikipediaを見るとします。「どこで生まれて何をした」などが書かれていて、その人の情報を得ることはできます。しかし、それを読んで感動して涙を流すかというと、そこまで感動する人はいないと思います。　しかし、その得た情報をもとに、映画、小説、ドラマなどにしたらどうでしょうか。表現の仕方によっては「手に汗握る世界」を表現できたり、思わず笑い転げたり、感動して涙が出たりするでしょう。　もちろん事実だけを伝えるだけで十分な仕事もありますが、表現を工夫することで表現の幅も広がり、見る者、読む者の心の奥底に、思いや熱を届けることができます。　ただ単に事実を伝えるだけでなく、常に表現の可能性を追求して「プラスアルファ」を目指す──。　「物語社」の社名には、そんな思いが込められています。