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内科レジデント実践マニュアル経時的流れに応じた適切な治療

発行：文光堂
種類：書籍
価格：3,800円（税別）

　「レジデント」とは研修医のことです。医学部を卒業したあとは研修医となりますが、まだ若い医師にとってはまだまだ知識が足りず、学ぶことは山のようにあります。そのような研修医向けにつくられたのがこの「内科レジデント実践マニュアル」です。

　第１版はなんと1989年で、すでに30年以上の月日が経っています。今回の本は第11版目で、最新の情報につくり直されました。

　本を執筆したのは三井記念病院の内科の先生方。100年以上もの歴史をもつ病院で、ここの内科医局主任だった呉先生という方は、戦前の話ではありますが、ノーベル生理学・医学賞の候補にもなった方で、当時からとても優秀な病院として知られていました

　「ショック」「敗血症（Sepsis）」「アレルギー」「胸痛」「呼吸困難」「せん妄」「意識障害」「けいれん」「不整脈」「肺炎」「腹痛」「膠原病」など数多くの疾患を網羅しています。

　各疾患の症状、診断、分類、治療などについて書かれ、具体的な薬物の投与の仕方、投与量なども示されて、現場ですぐに使える実践的な内容になっており、現場で困った医師がこの本で確認できるようになっています。

　３０年以上読み継がれている本だけあって、中身は充実しており、索引の15ページもあり、すぐに読みたいページにたどれるように工夫されています。

　弊社は原稿整理、校正、校閲を担当しました。