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覚えているでしょうか。DeNAのキュレーションサイトでの科学的根拠に乏しい記事や無断転用が相次いだ問題。あの事件は弊社にも大きな影響を与えていて、あれ以来、「この原稿は医学的に間違いがないのか調べてほしい」という依頼が結構来るようになったのです。
医学的に間違いがないか調べる方法はいくつかありますが、ここでは代表的なもののひとつを紹介します。「電子辞書」です。
電子辞書といってもタダの電子辞書ではありません。医学専用の電子辞書です。正直、値段もそれなりにします。弊社では複数の医学用電子辞書を駆使して、医学的に間違いないかをチェックしています。
主なコンテンツは、
・南山堂 医学大辞典
・医学書院 医学大辞典
・ステッドマン医学大辞典
・看護大辞典
・介護/社会福祉用語辞典
・今日の治療薬
・治療薬マニュアル
・今日の臨床検査
・ステッドマン医学英英辞典
・医学英和大辞典
・メルクマニュアル
などです。
医学大辞典はもちろんですが、看護大辞典は書籍版だと3,000ページ以上もある代物で、結構使えます。介護・福祉関係では中央法規出版の「介護/社会福祉用語辞典」が使えます。
「今日の治療薬」などは毎年コンテンツが新しくなるので、何年かに一度は新しいコンテンツをSDカードで購入しています。
でも、医学の奥深いところは、医学系の電子辞書を駆使しても、実感ベースで85〜90%くらいまでしか網羅できていないことです。残りの10〜15%は電子辞書以外で調べるしかありません。
学会のガイドライン、書籍、Webなどあらゆるものを駆使して調べ上げていくことで、どうにか99.99%くらいは調べることができます。でも逆にいうと、0.001%くらいはどうしても医学的に本当に正しいのかどうか突き止めることができません。そのときは、医療従事者の方に聞くしかありませんが、医療従事者も100%わかるわかっているわけではないところが医学の難しさです。
また、科学的根拠がまだはっきりと定まらずに「説」にとどまり、いくつかの説が群雄割拠していることも多々あります。
医学書に携わる編集者に欠かせない最先端のツールを使いこなすことで、医学的に正しいかどうかを突き止めようと、日々奮闘しています。
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