編集プロダクション　今日の現場から　物語社

Home

＞

今日の現場から＞Vol.7＞丸３年の春に



		禁煙後に激太りしたことから始めることになったジョギング。ジョギングを始めてほぼ丸三年たった２０１５年３月２９日、初めてのマラソンに挑戦することになりました。といってもハーフマラソン。地元で開催だったので応募しましたが、第１回開催ということで、練馬区民枠（1,000人）はわずか24分で定員締切りで間に合わず、一般エントリー（4,000人）でなんとか参加できることに。こちらも即日完売というからスゴい人気です。実はこれまでハーフの距離を走ったことがなかったので、大会２週間前に初めて練習で走ってみたものの、どんどんスピードが遅くなり、なんとか走り切ったという感じでした。いざ本番。天気もよく、７時前には会場の光が丘公園に到着しましたが、スゴい人だかり。８時にスタートするも、人が多すぎてスタート地点までに行くのに５分近くもかかりました。幹線道路の１車線を走る場所があり、いきなり道路が狭くなるので歩いてしまう箇所も。でも、さくらがとてもきれいで、また沿道の見ず知らずの人たちの応援が結構励みになることをこの歳で初めて知りました。最初はゆっくりペースでしたが、調子は悪くなく、15kmすぎても意外と元気。そこでつい調子にのってしまいました。ギアを１段上げ、調子こいて何百人とごぼう抜きして悦に入っていたのです。最後の１ｋｍさらにギアを１段上げてごぼう抜き。ところがゴールしてすぐ、右ひざに強い痛みが走り、びっこでないと歩けなくなりました。走っているときから違和感があったのですが、興奮していたのかあまり痛みを感じませんでした。ところがゴールしてほっとすると、雪崩のように痛みが襲ってきたのです。夜も右足が痛くて寝返りも打てない有様。いい歳こいて調子に乗るものではないことを痛感した初マラソンでした。