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今日も新宿。別件で仕事上の打ち合わせ。
電車の中で永沢光雄の本を読む。
永沢光雄、ご存知でしょうか?
1990年代後半、『AV女優』というやたら分厚いノンフィクションの本が評判となり、当時巷で話題となっていたライターです。彼のことはその本で初めて知り、AV女優も総理大臣も「命あるもの」として並列に扱うおもいろいライターで、その温かみのある文章は、深く心に残りました。
で、1か月ほど前、なにかのきっかけで彼のことを思い出し、ネットで調べてみてびっくり。2006年にアルコール依存症の末、亡くなっていたのでした。47歳。
どうも彼はうつ病を患っていて、そこから逃れたいためにアル中になったとか。
彼の本が無性に読みたくなり、アマゾンで評判のよかった『強くて淋しい男たち』という、スポーツ選手を取り上げた本を取り寄せました。
相変わらずの永沢光雄節。いいですね〜。
印象に残ったのはボクサーの輪島功一の話。インタビューが終わり、永沢が帰ろうとしたとき、輪島が突然「神様っていると思わないか?」と訊く。「俺は無神論者でキリストとかの神様を信じているわけじゃないんだけど、誰でも一生懸命生きていれば必ず神様はそれを見ていてくれる。だからそのうちきっといいことがあるはずだ、って思うんだよね」みたいなことを言うのだ。
こういうセリフを自然と引き出せるのはまさに永沢だからだし、それをきっちり胸で受け止め、書けるのもまた永沢ならではなのだ。
合掌──。
あまりに惜しい人を、亡くしたと思う。
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