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耳が喜ぶ補聴器選び
発行:ステレオサウンド
種類:MOOK本  
価格:1,620円  
 人は歳を重ねると、長年音を聞いてきたダメージが蓄積し、人によってはきこえに不自由することがあります。これは「加齢性難聴」と言われますが、70代になると、かなりの割合できこえが悪くなります。
 また、先天的にきこえが悪い人、さらに、最近ではスマートフォンで音楽をイヤホンで聴く習慣が増えてきたことから、若者の間にはスマホによる難聴も増えてきています。

 難聴の多くは「感音難聴」といって、音を電気信号に変える蝸牛内の有毛細胞がダメージを受けることできこえが悪くなりますが、これがおそろしいのは、一度難聴になると元に戻せないこと。つまり、治療できないことです。それでも人は生活しなければなりません。音をどうにかして聞いて生活したいと思います。

 そこで必要になるのが補聴器。耳に入る音をキャッチして音を増幅してくれるものですが、最近の補聴器は、雑音と会話を聞き分けて、会話の音だけを大きくしたり、耳に大き過ぎる音が入らないように、音を制御する仕組みなどが備わった、ハイテクマシーンなのです。

 そうした補聴器の特徴、種類、さらにそもそもなんできこえが悪くなるのか、などをまとめたのがこの本です。

 弊社で取材、執筆、写真撮影、デザインなど、制作のすべての担当しました。
 
 

 
     
   

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